旬の大根を、わが家の味に。

大根がたくさん採れたら。 たくあんを漬けてみよう

干しても、塩で下漬けしても大丈夫。大根の重さをきちんと量り、塩と重石の量を決めれば、初めてでも手順を追って挑戦できます。

干す方法と、塩で下漬けする方法。どちらからでも始められます。

本漬け前に大根の水分を抜くこと、そして大根の重量から塩の量を計算することが、たくあん作りの大切な土台です。

たくあん作りのはじめに

大根がたくさん収穫できた時が、たくあん作りの好機です。

収穫したばかりのみずみずしい大根を明るい台所へ並べた手描き風イラスト

たくあんは、本漬けの前に大根の水分を抜く下準備が必要です。下準備は「大根を干す方法」と「塩で下漬けする方法」の2通りから選べます。

干す方法は、甘みと歯ごたえのある仕上がりを楽しみたい時に向いています。太くて干しにくい大根や、適当な大きさに切って処理したい時は、塩で下漬けする方法が便利です。

どちらの方法でも、最初と下準備後に大根の重量を量ります。塩は目分量にせず、大根重量から正確に計算してください。

用意するもの

材料と道具を先にそろえて、落ち着いて作業を始めましょう。

大根、沢庵漬の素、米ぬか、塩、ザラメ糖、漬物容器、押し蓋、重石、漬物用ポリ袋を並べた手描き風イラスト
  • 大根
  • つけもと 沢庵漬の素 1斗用 75g
  • 米ぬか
  • ザラメ糖
  • 漬物容器
  • 押し蓋
  • 重石
  • 漬物用ポリ袋(あれば使用)
  • はかり・計量器具
  • 漬物用ポリ袋を使うと、重石が大根全体へかかりやすくなります。

下準備は2通り

大根の状態と、仕上がりの好みで選びます。

どちらを選んでも、本漬け前には大根の重量を量り直します。

1

大根を干す方法

約1週間、雨がかからない場所で干します。干す前の重量の約6割になり、曲げると「へ」の字くらいになるのが目安です。甘みが増し、歯ごたえのあるたくあんに仕上がります。

2

塩で下漬けする方法

大根重量の約4%の塩で3〜4日下漬けします。長く持たせたい場合は5%の塩がPDFの目安です。太くて干しにくい大根や、切って処理したい大根にも向いています。

3

干す方法に向く大根

比較的そろった太さで、雨や凍結を避けて干せる大根。葉付き大根でも葉切り大根でも構いません。

4

下漬けに向く大根

太すぎて干しにくい大根や、容器へ収まる大きさに切って処理したい大根。水が上がるよう隙間なく並べることが大切です。

写真・イラストで見る作り方

下準備から本漬け、食べ始めまで。順番に確認しましょう。

最初に「干す方法」または「塩で下漬けする方法」を選び、その後は共通の本漬けへ進みます。

大根の重量、塩、重石は必ず量ってください。漬物容器、押し蓋、重石、袋、手指、調理器具は清潔なものを使用します。

干す前の大根1本を台ばかりへ載せて重量を量っている手描き風イラスト

A-1. 目安にする大根を1本選び、干す前の重量を量る

葉付き大根でも葉切り大根でも構いません。干し加減を判断する基準として、目安にする大根を1本選んで重量を記録します。

重さを記録しておくと、約6割になったかを迷わず確認できます。

軒下の雨がかからない場所へ大根を並べて干している手描き風イラスト

A-2. 雨がかからない場所で約1週間干す

風通しがよく、雨がかからない場所で大根を干します。

気温が低すぎる時は、大根が凍らないよう注意してください。

干して水分が抜けた大根を台ばかりへ載せて重量を確認している手描き風イラスト

A-3. 干した後の重量を量り直す

約1週間を目安に、基準にした大根を量り直します。最初の重量の約6割になっていれば取り込みます。

まだ重い場合は、もう少し干してから再び量ります。

干した大根を手でやさしく曲げて「へ」の字ほどのしなやかさを確認している工程

A-4. 曲げて「へ」の字くらいか確認する

大根を無理なく曲げ、「へ」の字くらいになるしなやかさを目安にします。

重量の約6割という数値と、曲がり具合の両方で確認します。

下漬け前の大根と塩をはかりで正確に量っている手描き風イラスト

B-1. 下漬けする大根の重量を量る

葉を切った大根の重量を必ず量ります。太い大根は、容器へ収まる適当な大きさに切っても構いません。

ここで量った重量から、下漬け用の塩と重石の量を計算します。

大根重量から計算した4%の塩を計量している工程

B-2. 大根重量の約4%の塩を用意する

基本は大根重量の約4%です。長く持たせたい場合は、PDFでは5%の塩でもよいとしています。

塩は目分量にせず、グラム単位で量ってください。

大根の表面へ計量した塩を手ですりつけている工程

B-3. 大根へ塩をすりつける

量った塩の一部を、大根の表面へまんべんなくすりつけます。

残りの塩は、大根を一段並べるごとに振り分けます。

漬物用ポリ袋を入れた容器へ大根を隙間なく並べている工程

B-4. 袋をセットした容器へ隙間なく並べる

漬物用ポリ袋をセットした容器へ、大根を隙間なくきっちり並べます。

隙間が多いと重石が均等にかかりにくく、水上がりも悪くなります。

容器へ並べた大根の一段ごとに塩を均一に振っている工程

B-5. 一段ごとに塩を振り、最後に残りを全部かける

大根を一段並べるごとに塩を振り、最後は余った塩を上から全量振りかけます。

塩が一か所へ偏らないよう、全体へ均一に振ります。

塩を振った大根の上へ押し蓋を水平に置いている工程

B-6. 押し蓋をする

大根の上へ押し蓋を水平に置きます。

押し蓋が傾いていないか確認します。

漬物容器の押し蓋の上へ安全に重石を載せている工程

B-7. 大根重量の2倍を目安に重石を載せる

重石の目安は大根重量の2倍です。安定した状態で、押し蓋へ均等に重さがかかるよう載せます。

重石は転倒しない安全な置き方にしてください。

下漬けした大根から水が上がり、押し蓋の周囲へ漬け水が見えている状態

B-8. 3〜4日、水が上がるまで下漬けする

3〜4日して水が上がったら、漬け水を捨てて大根を取り出します。

翌日になっても水が上がらない時は、並べ直し、4%食塩水の迎え水、重石の追加を検討します。迎え水の量は断定せず、少量ずつ状態を見ます。

下漬け後の漬け水を捨てて大根を清潔に取り出している工程

B-9. 漬け水を捨て、大根を取り出す

水が十分に上がったら、漬け水を捨てて下漬け大根を取り出します。

本漬け前に、大根の重量をもう一度量ります。

本漬け前の干し大根または下漬け大根をはかりで量り直している工程

C-1. 本漬け前の大根重量を量り直す

干し大根も下漬け大根も、本漬け前にもう一度重量を量ります。

干し大根は重量の4%、長く持たせたい干し大根は5%、下漬け大根は1%の塩を用意します。

沢庵漬の素75g、食塩、米ぬか、ザラメ糖をはかりで正確に量って並べた工程

C-2. 調味ぬかの材料を量る

現行商品は「沢庵漬の素 1斗用」75gで、漬け上がり15kgに1袋使用します。干し大根15kgの甘口は食塩600g、米ぬか750g、ザラメ糖1.25kg。中期保存漬けは食塩750g、米ぬか750g、ザラメ糖1.25kgです。

下漬け大根15kgの場合、本漬けの食塩は150gです。

大きな清潔なボウルで沢庵漬の素、塩、米ぬか、ザラメ糖を均一に混ぜている工程

C-3. 調味ぬかを均一に混ぜる

沢庵漬の素、食塩、米ぬか、ザラメ糖を、色と粒が均一になるまでよく混ぜます。

酢100mlを加える方法は旧PDFにありますが、現行商品資料では確認できないため、このページでは基本工程へ含めません。

漬物用ポリ袋をセットした容器の底へ調味ぬかを薄く敷いている工程

C-4. 容器へ袋をセットし、底へ調味ぬかを敷く

漬物容器へ漬物用ポリ袋をセットし、容器の底へ調味ぬかをひとつかみ敷きます。

袋の底と側面を容器へ沿わせ、しわを大きく残さないようにします。

調味ぬかを敷いた漬物容器へ大根を隙間なく並べている工程

C-5. 大根を隙間なく並べる

下準備した大根を、調味ぬかの上へ隙間なく押し並べます。

葉付き大根を使う場合は、葉を切り落としてから本漬けします。

大根を一段並べるごとに調味ぬかを振りかけて重ねている工程

C-6. 一段ごとに調味ぬかを振りかける

大根を一段並べるごとに調味ぬかを振りかけ、同じ作業を繰り返します。

大根の間にも調味ぬかが入るよう、均一に広げます。

最後の大根の上へ残った調味ぬかを均一に振りかけている工程

C-7. 最後に残った調味ぬかを全部かける

すべての大根を並べたら、残った調味ぬかを上から均一に振りかけます。

表面を大きく凸凹させず、押し蓋を置きやすい状態へ整えます。

本漬けした大根へ押し蓋と重石を載せ、漬け水の上がりを確認している工程

C-8. 押し蓋と重石を載せ、水上がりを確認する

押し蓋をして、しっかり重石を載せます。水が上がった後は重石を軽くし、漬け水が押し蓋の上へ来るよう調整します。

水上がりが悪い場合は、大根を並べ直し、必要に応じて迎え水と重石の追加を行います。

本漬けから約1か月後、食べ頃を迎えた手作りたくあんを切って盛り付けた様子

C-9. 約1か月を食べ始めの目安にする

PDFでは、本漬けしてから約1か月を食べ始めの目安としています。

食べ始めの時期は、漬け込み時期、温度、大根の状態などで変わります。現行商品の表示と注意事項を優先してください。

漬物容器から食べる分のたくあんだけを清潔に取り出している工程

C-10. 食べる分だけ取り出す

清潔な手や箸で、食べる分だけ取り出します。

取り出した後は、残った大根と調味ぬかを清潔に保ちます。

たくあんを取り出した後、調味ぬかの表面を平らにならしている工程

C-11. 調味ぬかの表面を平らにならす

重石が均等に効くよう、取り出した後の調味ぬかの表面を平らにならします。

押し蓋を戻し、漬け水が押し蓋の上へ来る状態を保ちます。

塩分計算の早見

大根の重量に、決められた割合を掛けます。

大根と塩をはかりへ載せ、重量と塩分割合を確認している手描き風イラスト

干し大根の本漬け:大根重量 × 4%。例として大根10kgなら、塩は400gです。

長く持たせたい干し大根の本漬け:大根重量 × 5%。例として大根10kgなら、塩は500gです。

塩で下漬けした大根の本漬け:大根重量 × 1%。例として大根10kgなら、塩は100gです。

塩で下漬けする時:大根重量 × 約4%。長く持たせたい場合は、PDFでは5%の塩でもよいとしています。

下漬け時の重石:大根重量 × 2。例として大根10kgなら、重石は20kgが目安です。

調味ぬかの配合

現行商品は75gを1袋。漬け上がり15kgに使用します。

「本品1ケ」は、現行規格では「沢庵漬の素 1斗用 75gを1袋」と確認できました。

沢庵漬の素75g、食塩、米ぬか、ザラメ糖を配合別に分かりやすく並べた手描き風イラスト

甘口たくあん漬・干し大根15kg

沢庵漬の素 1斗用75g:1袋/食塩:600g/米ぬか:750g/ザラメ糖:1.25kg。PDFの食べる時期の目安は1〜3月です。

中期保存漬け・干し大根15kg

沢庵漬の素 1斗用75g:1袋/食塩:750g/米ぬか:750g/ザラメ糖:1.25kg。PDFの食べる時期の目安は4〜6月です。

塩で下漬けした大根15kg

本漬けの食塩は150gで計算します。沢庵漬の素は、現行規格どおり漬け上がり15kgに75gを1袋使用します。

現行商品について

正式名称は「沢庵漬の素 1斗用」、内容量75gです。本品の使用は漬物用に限り、漬け上がり15kgに1袋使用します。

水が上がらない時

並べ方、迎え水、重石を順番に見直します。

漬物容器の押し蓋の周囲へ漬け水が上がっている正常な状態と重石を描いた手描き風イラスト

まず、大根が容器の中で隙間なく並んでいるか確認し、必要なら並べ直します。

下漬けで翌日になっても水が上がらない場合は、4%食塩水を迎え水として少量注ぎ、必要に応じて重石を追加します。

本漬けで水上がりが悪い場合は、干し大根には4%食塩水、下漬け大根には1%食塩水を迎え水として少量注ぎます。迎え水の量は現行資料で確認できないため、断定しません。

水が上がった後は重石を軽くします。ただし、漬け水が押し蓋の上へ来るように調整してください。

初めて作る方への注意

迷った時ほど、重量と清潔さへ戻りましょう。

たくあん作りは工程が多く見えますが、要点は「量る・隙間なく並べる・水上がりを見る」です。

つけもと沢庵漬の素1斗用75gの現行商品パッケージ裏面に記載された使用方法

重量を必ず量る

干す前、下漬け前、下準備後、本漬け前の重量を確認し、塩を目分量にしません。

隙間なく並べる

大根へ重石が均等にかかるよう、容器の形に合わせてきっちり並べます。

重石の重量を確認する

下漬け時の目安は大根重量の2倍です。転倒しない安全な置き方にします。

凍結を避ける

気温が低すぎる時は、干している大根が凍らないよう注意します。

異常があれば食べない

異臭、著しい変色、カビなど異常が見られる場合は食べないでください。

商品表示を優先する

保管方法や使用上の注意は、現行商品のパッケージ表示に従ってください。開封後はなるべく早く使用します。

大根をたくさんもらった時こそ、手作りの好機。

ひとつずつ量って、わが家のたくあんを。

手作りたくあんを小皿へ盛り、ご飯と味噌汁を添えた明るい冬の家庭の食卓

干し大根でも、塩で下漬けした大根でも、本漬け前に重量を量り直すことが大切です。

つけもとの「沢庵漬の素 1斗用」75gは、漬け上がり15kgに1袋使用します。手順をひとつずつ確認しながら、旬の大根でたくあん作りを楽しんでください。

作り方をもう一度見る

PDF

たくあんを漬けてみよう 印刷用PDF

材料、塩分計算、下準備、本漬けの流れをまとめた5001用の印刷PDFを、後から配置できる構成です。

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