なすをきれいに漬けるための下ごしらえと漬け込みのイメージ

RECIPE / HOWTO

野菜の色止め・2ページ目

野菜の色止め・2ページ

読むメリット

なす漬けを色よく、失敗しにくく仕上げる考え方がつかめます。

今回の中心内容

浅漬け・調味漬け・保存漬の違いと、それぞれの作り方を整理しています。

大事なポイント

使いすぎず、分量と重石の加減を守ることが、きれいな仕上がりへの近道です。

すぐ使える内容

なす1kgで試せる家庭向けの流れから、保存漬の考え方まで確認できます。

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なす漬けは、最初の整え方で仕上がりが変わります

なす漬けは、ただ塩をして置けばいいわけではありません。
きれいな色に仕上げたい、食べたときの歯切れも気持ちよくしたい。そう思うなら、最初の下ごしらえと配合が大事です。
なす漬の素は、そんな仕上がりを助けてくれる材料です。
難しく見えても、やることは複雑ではありません。量を守って、漬け方の違いを押さえる。それだけで、いつものなす漬けがぐっと整いやすくなります。

なすのイラスト
色よく仕上げたい
浅漬けのイラスト
まずは少量から

LIGHT PICKLES

まず試すなら、浅漬けか調味漬けが取り組みやすいです

資料では、使用量の目安は材料の目方に対して0.2〜0.3%です。
家庭でいきなり大量に漬けるより、まずは1kg単位で流れをつかむほうが失敗しにくくなります。
浅漬けと調味漬けは似ていますが、水を加えるかどうか、塩の組み方が少し違います。違いをわけて考えると、ぐっとわかりやすくなります。

なすのイラスト
なす1kgから試せる

浅漬けの流れ

  1. 水洗いしたなすを用意します。
  2. 混合塩で手もみします。
  3. 容器に並べ、押しぶたをして重石をします。
  4. 2〜3日置いて、味となじみ具合を見ます。
  5. 重石は強く押しつぶすのではなく、浮き上がらない程度を意識します。
  • 資料の例では、なす1kgに対して混合塩40g、なす漬の素3gです。

調味漬けの流れ

  1. 水洗いしたなすを用意します。
  2. 調味塩で手もみします。
  3. 容器に並べたあと、容器の縁より水を注ぎ入れます。
  4. 押しぶたをして、浮き上がらない程度の重石をします。
  5. 2〜3日置いて、味の入り方を見ながら仕上げます。
  • 資料の例では、なす1kgに対して調味塩60g、なす漬の素3g、水500ccです。

FOR STORAGE

しっかり保存したいなら、下漬けと本漬けを分けて考えます

保存漬は、その場で食べ切る浅漬けとは考え方が違います。
最初の下漬けでなすを整え、水が上がったあとに本漬けへ進める流れです。
ここを一緒くたにすると、味も見た目もぶれやすくなります。
保存漬は少し手間が増えますが、そのぶん落ち着いた仕上がりにつながります。

保存漬けのイラスト
保存漬は工程を分ける

保存漬の基本の流れ

  1. 水洗いしたなすを用意します。
  2. 混合塩で手もみします。
  3. 容器に並べ、しぶたをして重石をします。
  4. 2〜3日置いて、水が上がるのを待ちます。
  5. 水が上がったら、本漬け用の塩で漬け直して保存します。
  • 資料の例では、なす10kgに対して混合塩1.5kg、なす漬の素30gです。
  • 本漬け用の塩は350gの例が示されています。

ここを間違えない

  1. 下漬けと本漬けは役割が違います。
  2. 最初にしっかり下漬けしてから、本漬けへ進めます。
  3. 本漬けでは、なす漬の素を追加しません。
  4. 重石は必要ですが、押しつぶすほど強くしないほうが扱いやすいです。
  5. 工程を分けると、保存向きの安定した仕上がりになりやすくなります。

USEFUL TIPS

うまくいきやすい家の漬け方は、欲張らないことです

なす漬けは、たくさん材料を入れればうまくいくわけでも、強く重石をすればよくなるわけでもありません。
色をきれいにしたいのか、早く食べたいのか、保存したいのか。まず目的を決めると、やり方がぶれにくくなります。
浅漬けなら少量で試す。保存漬なら工程を分ける。これだけでも失敗はかなり減らせます。
見た目がきれいに仕上がると、食卓に出したときの満足感も変わります。

  • 最初は1kgくらいの少量で流れをつかむと失敗しにくいです。
  • 重石は「押しつぶす」ではなく「浮かせない」くらいが基本です。
  • 浅漬け・調味漬け・保存漬を混同しないほうが結果が安定します。
  • 保存漬では、本漬けに入ってからなす漬の素を使わない点を忘れないようにします。

SUMMARY

なす漬けは、流れを分けるとぐっと作りやすくなります

なす漬の素は、なすを色よく、気持ちよく仕上げたいときに役立つ材料です。
浅漬けや調味漬けは、まず少量で試しやすい方法です。保存漬は、下漬けと本漬けを分けて考えるのがポイントです。
難しそうに見えても、流れが見えればそこまで構える必要はありません。
一度きれいに仕上がると、またやってみたくなります。まずは家で作りやすい量から、気楽に試してみてください。

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