わらび、ぜんまい、たけのこを家庭でおいしく下ごしらえするイメージ

RECIPE / HOWTO

野菜のアク抜き・2ページ目

野菜のアク抜き・2ページ目

読むメリット

山菜のゆで方とアク抜きの流れが、家庭で使いやすい順番でわかります。

今回の中心食材

わらび、ぜんまい、たけのこを中心に整理しています。

大事な考え方

えぐ味をやわらげつつ、春らしい香りや風味を残すことが大切です。

すぐ使える内容

重曹の使い方、ぬかを使ったゆで方、冷まし方まで確認できます。

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春の山菜は、下ごしらえでおいしさが変わります

わらびやぜんまい、たけのこは、そのままだとえぐ味やクセが気になりやすい食材です。
でも、ゆで方とアク抜きの順番を押さえるだけで、ぐっと食べやすくなります。
大切なのは、ただ強く抜きすぎることではなく、春の香りや素材らしい風味を残しながら整えることです。
少し面倒に見えても、流れ自体はシンプルです。最初に基本をつかんでおくと、家庭の台所でも十分使いこなせます。

わらびの若芽のイラスト
わらび
ぜんまいの新芽のイラスト
ぜんまい
たけのこのイラスト
たけのこ

WARABI / ZENMAI

わらび・ぜんまいは、熱湯と重曹を使って手早く整えるのが基本です

わらびとぜんまいは、熱湯にタンサン(重曹)を溶かしてから材料を入れ、短時間で湯通ししてから冷水でアク抜きする流れが基本です。
強くゆですぎるよりも、必要な時間だけ通して、あとで冷水に浸して落ち着かせるほうが扱いやすくなります。
家庭では、最初に鍋と冷水をしっかり用意しておくと、作業がスムーズです。

わらびの若芽のイラスト
わらび
ぜんまいの新芽のイラスト
ぜんまい

基本の流れ

  1. 水を沸騰させます。
  2. タンサン(重曹)を入れて、しっかり溶かします。
  3. その熱湯の中に、わらびまたはぜんまいを入れます。
  4. 2〜3分を目安に、手早く湯通しします。
  5. 引き上げたら冷水に浸し、アクを抜きます。

家庭で使いやすい目安

  1. 資料では、水10Lに対して塩100g、タンサン(重曹)10gが目安です。
  2. 材料量は5kg想定ですが、家庭では同じ比率を小さくして使えば大丈夫です。
  3. 長く加熱しすぎると、香りや食感が弱くなりやすいので注意します。

TAKENOKO

たけのこは、ぬかと塩を使ってじっくりゆで、自然に冷ますのがポイントです

たけのこは、下ごしらえの順番が仕上がりを左右しやすい食材です。
先に切れ目を入れておくと、あとで皮がむきやすくなり、火の通りも安定しやすくなります。
また、ゆで上がったあとに急いで冷やすのではなく、鍋の中で自然に冷ます流れにすると、えぐ味が落ち着きやすく、家庭でも失敗しにくくなります。

たけのこのイラスト
たけのこ

基本の流れ

  1. たけのこは、根元の硬い部分と先端を切り落とします。
  2. 中身を傷つけないように、縦に切れ目を入れます。
  3. 鍋に水、塩、ぬかを入れて溶かします。
  4. たけのこを入れ、浮き上がらないように押しぶたをしてゆでます。
  5. 根元に箸が通るようになったら火を止めます。
  6. そのまま自然に冷まします。
  7. 冷めたら水洗いし、皮をむいて、冷水に浸してアク抜きします。

家庭で使いやすい目安

  1. 資料では、たけのこ5kgに対して水10Lが目安です。
  2. 塩は水10Lに対して100gが目安です。
  3. ぬかは水10Lに対して300〜500gが目安です。
  4. 根元に箸が通るかどうかを、火を止める判断の目安にします。

USEFUL TIPS

家でやるときは、ここを押さえるとぐっと楽になります

山菜の下ごしらえは、難しい技術よりも、準備のよさでかなり変わります。
先に鍋、冷水、ざるを用意しておくと慌てにくくなります。
また、量が多いときは一度に詰め込みすぎず、鍋の中で材料が動けるくらいの余裕を残すほうが、仕上がりが安定します。
春の香りをちゃんと楽しみたいなら、抜きすぎず、食べやすくなったところで止める意識が大事です。

SUMMARY

下ごしらえが決まると、春のごちそうが一気に身近になります

わらび・ぜんまいは、熱湯と重曹で手早く整えてから冷水へ。
たけのこは、ぬかと塩でじっくりゆでて、そのまま自然に冷ます。
流れを押さえておくだけで、えぐ味に振り回されにくくなり、春の香りや食感を楽しみやすくなります。
少し手をかけたぶんだけ、食卓の満足感もちゃんと上がります。季節の味を、気負わず楽しんでください。

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山菜のゆで方を一覧で確認したいときは、資料もあわせて見返せます。

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