全体の基本フロー
- 大根、きゅうり、なす等を下漬けする(目安 10kg)
- 揚がった水を捨てる
- 漬け替えを行う
- 再び揚がった水を捨てる
- 35〜40℃の温湯 10L に食塩1%(100g)を加え、手もみして脱塩する
- 調整した大根を、粕漬けまたはしょうゆ漬けへ仕上げる
- 脱塩は温度を上げすぎず、35〜40℃のぬるめを守るのがポイントです。
- 大根だけでなく、きゅうりやなすなども手もみしながら整える流れです。
読むメリット
下漬けした塩蔵野菜を、食べやすい粕漬け・しょうゆ漬けへ仕上げる流れが一気にわかります。
主な素材
大根、きゅうり、なすなどの塩蔵野菜を想定した内容です。
大事な工程
揚水廃棄、漬け替え、温湯での脱塩。この3つが食べやすさを左右します。
仕上がりの分かれ道
まろやかな粕漬け、香ばしくすっきりしたしょうゆ漬けの2方向に仕上げられます。
START HERE
塩蔵漬け物は、保存のための状態から、食卓に出したくなる状態へ整えてこそ本領が出ます。
大事なのは、ただ塩を抜くことではありません。水を上げ、余分な水分を捨て、漬け替え、温湯でやさしく脱塩して、最後に風味を重ねること。
この流れを知っていると、塩蔵した野菜がぐっと扱いやすくなります。
PROCESS FLOW
流れを先に頭へ入れておくと、作業がかなり楽になります。
途中でやることは多そうに見えますが、実際は“水を上げる”“捨てる”“整える”の繰り返しです。
GOOD RESULTS
塩蔵野菜をおいしく活かすコツは、勢いで進めず、でも引っぱりすぎないことです。
特に脱塩の段階は、食感と風味を残しながら整える意識が大事です。
2 FINISHES
同じように整えた大根でも、仕上げる床が変わると印象はかなり変わります。
まずは味の方向をつかんでから配合を見ると、選びやすくなります。
FINISH 01
酒粕のまろやかさと甘みが出やすく、やわらかいごちそう感のある仕上がりです。
調整大根1kgを使い、約10日位で食用の目安です。
FINISH 02
しょうゆの香りが立ち、すっきり食べやすい方向へ仕上がります。
調整大根1kgを使い、1週間位で食用の目安です。
RECIPES
ここまで来たら、あとは風味を選ぶだけです。
配合は調整大根1kgに対する目安なので、そのまま組みやすい形で見られるようにしています。
SUMMARY
下漬けして終わりではなく、揚水廃棄、漬け替え、脱塩、仕上げまでつなげることで、塩蔵漬け物はぐっと身近になります。
まろやかな粕漬けにするか、香り立つしょうゆ漬けにするか。
その日の気分で選べるところまで持っていけると、塩蔵の楽しさが一段深くなります。