下漬けの流れ
大根に食塩を擦り付け、2〜3日ほど塩で下漬けします。
つけもと こうじ漬の素・黄箱1斗用
大根を塩で下漬けし、こうじ漬の素と黄箱で作った調味こうじと重ねて本漬けする、たくあんの麹漬の基本手順です。下漬けと本漬けに分けることで、麹の風味をなじませながら漬けていきます。
下漬けしてから、本漬けする。ここが麹漬の大事な流れです。
塩で大根の水を上げ、調味こうじと重ねる。順番が見えれば、作業はぐっとわかりやすくなります。
まず知っておきたいこと
このページでは、つけもと こうじ漬の素と、つけもと 黄箱1斗用を使った、たくあんの麹漬の流れを紹介します。
最初に大根へ食塩を擦り付け、2〜3日ほど下漬けします。
その後、こうじ漬の素と黄箱1斗用を混ぜて調味こうじを作り、下漬けした大根と交互に重ねて本漬けします。
浅漬けのようにすぐ食べる漬け方ではありません。重石と漬け水の管理をしながら、昔ながらのたくあん漬けとして進めます。
用意するもの

このページでわかること
たくあんの麹漬は、材料を入れて終わりではありません。大根を塩で下漬けし、調味こうじを作り、すき間なく重ねて、漬け水を見ながら仕上げます。
大根に食塩を擦り付け、2〜3日ほど塩で下漬けします。
こうじ漬の素1kgと黄箱1斗用1箱を先によく混ぜます。
下漬けした大根と調味こうじを、すき間なく交互に重ねます。
最初は30kg〜50kg。漬け水が上がれば半分にします。
干し大根を使う場合は、大根量と食塩量が変わります。

下漬けの手順
下漬けは、本漬け前に大根の水を上げるための大事な工程です。ここを飛ばすと、麹漬の流れが崩れます。焦らず、塩を擦り付けて重石をかけます。
大根をきれいに水洗いします。土や汚れを落としてから作業します。
葉は後で上にかぶせるため、使える状態で残しておくと安心です。
大根の葉を切ります。PDFの基本量では、葉を切った大根25kgを使います。
葉は下漬け・本漬けの上面に使うため、捨てずに分けておきます。
大根に食塩1.25kgを擦り付けます。
ただ上からふるだけでなく、表面に塩を当てる意識で進めます。
樽または容器に、大根をすき間なく並べます。
すき間が多いと、重石の力が均一にかかりにくくなります。ここは地味ですが大事です。
擦り付けて余った食塩は、上からふりかけます。
分量内の塩を無駄なく使い、全体に行き渡るようにします。
並べ終えたら、最上段に大根の葉を敷きます。
上面を落ち着かせる役目があります。漬物らしい、昔ながらのひと手間です。
押し蓋をして、30kg〜50kg程度の重石をします。
最初はしっかり重石をかけて、水が上がるのを待ちます。
そのまま2〜3日間、下漬けします。
ここで大根から水が上がってくるかを確認します。
水の上がりが遅い時は、食塩水5%を迎え水として入れます。
迎え水とは、水の上がりが遅い時に塩分濃度を合わせた食塩水を少量加え、水上がりを助ける方法です。

本漬けに入る前に、こうじ漬の素1kgと黄箱1斗用1箱をよく混ぜ合わせます。
この混ぜたものが、今回の麹漬で使う調味こうじです。
大根に後から別々にふるのではなく、先に混ぜておくと、味と風味が偏りにくくなります。
青箱4斗用ではありません。今回使うのは、こうじ漬の素と黄箱1斗用です。ここは間違えないでください。
失敗しにくくするポイント
たくあんの麹漬は、豪快に見えて管理が大事です。難しい理屈より、見る場所を決めておくと安心です。

最初から全部混ぜるのではなく、塩で下漬けしてから調味こうじで本漬けします。
こうじ漬の素と黄箱を先に混ぜることで、味の偏りを防ぎやすくなります。
すき間が多いと、重石の力が均一にかかりません。大根を詰める意識が大事です。
下漬けも本漬けも、最初は30kg〜50kgの重石を使います。
漬け水が上がれば、重石を半分にします。強すぎる重石を続けないのがコツです。
本漬け中は、漬け水がいつも押し蓋の上にあるように確認します。
干し大根の場合

干し大根を使う場合は、1週間〜10日間乾燥させた干し大根15kgを使います。
分量は、干し大根15kg、つけもと黄箱1斗用1箱、つけもとこうじ漬の素2袋、食塩600gです。
黄箱1斗用、こうじ漬の素、食塩をよく混ぜて調味こうじを作り、本漬けと同じ要領で漬けます。
生の大根25kgの基本量とは食塩量が違います。ここを混同しないようにしてください。
本漬けの手順
本漬けは「底にまく、並べる、ふりかける、重ねる、重石をする」という流れです。大根はすき間なく並べます。たくあん漬けの本番、ここからです。

樽または容器の底に、ひとつかみの調味こうじをまきます。
2〜3日下漬けした大根を取り出し、本漬けの準備をします。
容器に大根をすき間なく敷きつめます。ここが大きなポイントです。
並べた大根の上に、調味こうじをふりかけます。
大根、調味こうじ、大根、調味こうじの順で繰り返します。
余った調味こうじは、最上段にふりかけます。
下漬けした大根の葉を、上にかぶせます。
押し蓋をして、30kg〜50kgの重石をします。
漬け水が上がれば、重石を半分の重さにします。
漬け水は、いつも押し蓋の上にあるように管理します。
たくあんの麹漬のまとめ

たくあんの麹漬は、下漬けと本漬けを分けて考えるとわかりやすくなります。
下漬けでは、塩を擦り付けて水を上げます。
本漬けでは、こうじ漬の素と黄箱で作った調味こうじを、大根と交互に重ねます。
重石と漬け水の管理まで含めて、昔ながらの漬け方です。手順を一つずつ確認しながら進めてください。